お経を習う会3日目です。
いつものように仏さまにご挨拶してからのスタートです。みんなマイ聖典※を持って、少し嬉しそうです。(お経の本をお持ちでないお子様には無料で配布しています。)
※聖典(せいてん)・・・お経の本のこと。本願寺派(お西)からは分かりやすい子供用のものも出版されています。
始まるまではなんとか持っていたお天気でしたが、途中から雨が降ってきました。
今日の休憩時間は境内に出て遊べないな、と思っていると、お堂の中で座布団レースが始まりました(笑)
かなりの盛り上がりです。
一方、黒板でお絵かきや、浜縁でおしゃべりの子たちも。
後半の練習では、お経の合間に、お内陣※にあがって聖徳太子の説明を聞きました。普段はなかなか上がれないところです。これもお経を習う会ならではの光景です。
※内陣(ないじん)・・・本堂の一段上がった、仏さまいらっしゃるエリアのことです。
きっかけに・・・
毎年、日を追うごとに新しいお友達を連れてきてくれたり、最初はお子さんだけの参加だったのが、ご家族の方もきてくださったり、新しいご縁をいただいています。お経を習うってちょっと敷居が高いように思えるかもしれません。何かきっかけがなければなかなか習おうと思わないかもしれません。でも、大人になったら、そのきっかけもなくなるかもしれません。
お経を習う会はお経に触れるきっかけになります。お経に触れるということは仏教に触れるということ。仏教に触れるということは、「生きること」や「死ぬこと」について考えるきっかけになるということです。夏休みのほんの1時間、いつもとは違う経験や時間をお寺でお過ごしください。
そして、お子さんと一緒に、いままでお経や仏教にご縁(きっかけ)があまりなかった、家族の方もぜひご参加ください。いつもと違う夏休み、いかがですか?
明日も7時から開催します。はじめての方も、1日しかこれないという方も大歓迎です。お待ちしています。
夏休みに子ども向け行事を開催します