最終日の今日は、40名を超える幼稚園児、小学生、中学生の参加がありました。本堂は子どもたちでいっぱいです。
昨日と同様お参りからのスタートです
今日の調声は小学4年生の女の子。この子もお経を習う会からの参加者で、そこから数えると8日間ほとんど毎日お寺に通ってくれた子でもあります。
お経を唱えた後は集中して勉強タイム。
鼻歌でお経を唱えながら宿題をしている子。宿題の質問をしてくれる子。以前よりお寺に慣れてきてくれたんだなぁと感じた時間でした。
その後は、宝探しゲーム。みんなあっという間に見つけてしまい、すぐにかき氷を食べることに・・・
相変わらずの盛況ぶりです。
かき氷で一服した後は、すぐにスイカ割りを始めました。というのも、このスイカ割り、実は初日から楽しみにしていてくれた子が多く「はやくやりたい!!」とのリクエストも多かったのです。
このスイカは、ご門徒の方がこのキッズサンガ用に寄進してくださったお品で、わざわざ種なしのスイカを持ってきてくださいました。その感謝の気持ちも込めて、今年はみんなで寄せ書きを書きました。
さて、寺子屋キッズサンガも今日で終了です。
連日たくさんの幼稚園児、小学生、中学生の子が参加してくれました。その陰には、スイカを持ってきてくださったご門徒さん。当日バタバタしている私や若院をみかねてか(笑)積極的に手伝ってくださった、親御さんや中学生の子達。いつもお世話になっている、他のお寺の方。みなさまのご協力があってのことです。ありがとうございました。
3年前から手探りで始めた寺子屋キッズサンガもようやく形になってきたかなぁと思っています。
今は3年前よりも、ただ、宿題をして遊んで帰る。「楽しかったね」だけではない、もう一歩踏み込んだお寺でしかできない経験をしてほしいという想いがあります。今回、お経本やお念珠の扱い方、お参りの仕方は、毎日教えてきました。3日間毎日、子ども向けの法話で<いのち>や<おかげさま>について考える機会もつくってきたつもりです。
参加した子ども達が将来大人になったとき「お寺でお参りの仕方を習っておいてよかった」「習ったことがあるから自信をもってできる」「お寺で〈いのち〉や〈おかげさま〉」について考える機会があってよかった」そう思える時が一瞬でもあればいいなぁと思って活動しています。
次回お寺の子ども向けの活動は、12月の報恩講作品展です。
また詳細はホームページや山門前の掲示板にお知らせします。
どうぞご参加ください。