あいにくの雨でしたが、初日の今日は30人近くの幼小中学生が集まってくれました。
初めに、お念珠やお経の扱い方、お参りのしかたを習い、その後みんなで正信偈を唱えます。
お経を習う会に出席してくれた子も多く、すでに身について様になっている様子は、頼もしさを感じました。初めての子も刺激を受けてか、見よう見まねで上手に読んでいました。
その後は、勉強時間が始まります。
涼しかったおかげか、子どもたちは50分ほど私語なく集中して宿題に取り組みました。
集中力が切れ始めた頃、お待ちかね、かき氷屋さんの開店です。雨が降り、涼しい中でも、子ども達は関係ないようで、おのおの好きなシロップをかけて食べていました。
カラフルなかき氷もあれば、
シロップを混ぜすぎて変な色のかき氷も(笑)
遊び時間には、本堂の中で新聞ゲームや座布団競争をして元気いっぱい遊びました。明日以降、晴れれば、外での宝探しや、スイカ割りも計画しています。
最後は若院のお話タイム。
今日は、『いのちのまつり「ヌチヌグスージ」』(草場一寿 サンマーク出版2004/10/1)を読ませていただきました。
寺子屋キッズサンガは、お寺で勉強して、遊ぶという、単純な会です。しかし私たちが子どもたちに持ち帰ってほしいのは、それだけではありません。仏さまのお話をきくことで、生と死、生き方など、〈いのち〉を見つめる体験もさせてあげたいと思います。生や死について考える時間を持つことは、おかげさまの心をはぐくみます。今日読ませていただいた絵本も「いのち」について考えるきっかけになってくれたらいいなぁという想いで選ばせていただきました。
明日は2日目。8時半からスタートします。
お念珠とお経本と勉強道具を持って、友達と一緒に遊びに来てくださいね。