小学校で子どもたちと〈いのち〉について考えました

4年生の子たちと〈いのち〉について考えました

 7月10日、善超寺の若院が、岐阜大学教育学部附属小中学校4年2組の皆さんと、「命とはなにか」ということについて、一緒に考える機会をいただきました。
 これは、今年から始まった「どう生きる科」という新領域の科目なのだそうです。文部科学省

若院からは、
(1)命はいつか終わるもの。
(2)命が終わっても、続いていくことや、残るものがたくさんある
というお話をさせていただきました。

 4年2組の皆さんは、「命ってなんだろう」と生き生きとした表情で聞いてくださり、後半にはたくさんの質問もいただきました。

「なぜ命は一つしかないのですか?」
「命は一番大切なものですか?」
「生きていて満足するときはどんなときですか?」
などなど。

 それぞれ違う見方や考え方があり、それを互いに尊重しながら意見を言う4年2組の皆さんがとても素敵でした。
 一緒に〈いのち〉について考えることができ、私もとても貴重な時間を共有させていただきました。

お寺やご家庭のお参りでも、お話ししています。

 善超寺では、お寺の行事や、ご家庭のお仏壇などでも、お子さんに向けて普段から〈いのち〉のお話や、仏さまのお話をさせていただいています。

 お寺やお仏壇の前での話が、何かしら子どもたちの心に残ることがあるといいな、お子さんたちが少し立ち止まって〈いのち〉や生き方、人の縁や人間というものについて考えてもらえるきっかけになるといいな、と願っています。
 それが、お寺が子どもたちに貢献できる役割の一つだとも思っています。

 今年の夏は、コロナウイルスの影響で、子ども向け行事を中止せざるを得ない状況でしたが、内容を新しい形に変えて、秋に再開する予定です。その際にはホームページやLINE等でお知らせしますので、ぜひお越しください。