寺子屋キッズサンガ終了しました

今年も無事寺子屋キッズサンガが終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

最終日の今日は、台風一過で晴れたということもあり、50名近くの小学生が参加してくれました。本堂に出してある机だけでは足らず、急遽先代の時に使っていた机もだしました。

広々としていた本堂もこのときばかりはぐつぐつです。ただ、このぐつぐつ感、子どもたちにとっては、居心地が良いのか、好きなお友達と近くに座れるからなのか、苦情はきませんでした(笑)

さて、お寺に来たからには、最初はお参りからのスタートです。

さすがに50名近い小学生の子がみんなでお経を唱えると迫力がちがいます。寺子屋キッズサンガで初めてお経を読んだ子もいたかと思いますが、とても上手によんでくれていました。

お参りの後は少しだけ頑張る時間。お勉強タイム。

今年はボランティアのお姉さんお兄さん、また参加者のお母さん方や、昔学校の先生をしていらっしゃったご門徒さんが、子どもたちの宿題をみてくださいました。できた問題に丸をつけてもらったり、分からない問題を教えてもらったり、「がんばろうね」と励ましてもらったり・・・

 

勉強タイムが終わると、お待ちかねのスイカ割り。二チームに分かれて大盛りあがりです。

 

一方スイカ割りをしたくないチームもあり、こちらは紙飛行機大会。

 

そうこうしているうちにかき氷屋さんの開店。

若院曰く、100杯までおかわり自由なんだそうです(笑)私が聞いた中では、8杯食べたという子がいました。シロップはいらないと、氷だけ食べている子もいました。

自宅で作った氷ではなく業者さんから購入したものなので氷そのものが美味しいのかもしれません。

余ったかき氷で遊ぶ子も

みんなが外にでている今がチャンス!!と、なんとか記念撮影もできました。

 

最後はお家の人へ、キッズサンガの思い出をはがきを書いて、

若院から仏さまの話を聞いて終了しました。

今年のキッズサンガは台風の影響で、開催できるか、みんな遊びに来てくれるのか・・・とても気をもんだ3日間でした。

二日目(昨日)も朝8時の段階でまだ大雨警報が出ていたため、中止にしようと決定した矢先の警報解除。その後、続々と山門をくぐって小学生の子が集まってきてくれたため、急遽お寺を開放するかたちにしました。

おかげさまで、この寺子屋キッズサンガも毎年参加者が増えてきています。もう少し日にちを増やして欲しいといってくださる保護者の方、小学生の子どもたちもいます。ありがたいことだと感じています。

寺子屋キッズサンガでは、お寺でしかできない経験を大切にしたいと思い活動しています。
お念珠の持ち方でも、お経本の扱い方でも、もっといえば〈いのち〉や生き方について少しだけ考えることでも、何か一つでいいから持ち帰ってくれたらと思っています。

善超寺では、子どもがお寺につどう行事をとても大切なものだと考えています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。